2010年08月08日

「牛乳のひみつ」表紙用イラストと全体閲覧可能ページのご案内

またしてもすっかり更新サボッてしまいまして…m(__)m
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スポンサー付き学習漫画「牛乳のひみつ」の表紙用イラストです。
今年春発刊、冬はずっとこれを描いてました。約100枚で全ページがカラー(キツかった…)。
学研「まんがでよくわかるシリーズ」と同じ作りですが、シリーズからは外れた独立した本になっています。
書籍としても全国の図書館・小学校に寄贈されていますが、J-MILK(日本酪農乳業協会)のサイトにて全ページWEB漫画として閲覧出来る様になっています。
http://www.j-milk.jp/gakunyu/shiryo/syoukai/himitu.html
なかなか高スペックなビューワーで、拡大すると原稿データとさほど変わらないくらいの解像度になります(^^;。

posted by 田川滋 at 10:40| Comment(0) | 漫画を描く(仕事)

2010年02月13日

コミティア(2/14)本人欠席

コミティア94お品書きWEB

頂いたコメントへの返信、ブログ更新が滞っておりまして申し訳有りません。
仕事の日程が固まって大変慌しい状況が続いています。
(その割にはTwitterにハマッてしまったりしていますが…)

明日のコミティア、「な−14b まるほ企画」でスペースが有りますが
当人が外出時間確保不能になってしまいましたorz。

山崎浩復刻プロジェクトサークル「ワンダーワンダー」
(「スーの世界」で1P感想漫画を書かせて頂きました)さんの
委託をスペースでお受けするとともに、現場もお願いする事となりました。
よろしくお願い致します。
尚、自分の冬コミ新刊「コンビニコミック作品集〜歴史編」を
小部数頒布して頂く予定です。

posted by 田川滋 at 18:50| Comment(1) | 日記

2009年12月23日

コミケ77新刊「コンビニコミック作品集 ─歴史編」サンプル

入稿した本の別送り分は既に自宅に届き、編集や製本の事故はなかった様で一安心。
金沢印刷様お世話になりました。
conbini001 conbini002
印刷は…もう良過ぎるくらいですね(^^;。
3年前の本「なにそれワイド」の時も、FMスクリーニング印刷で
グレースケールのデータ原稿が実に綺麗に出るのに感動したものでしたが
今や輪をかけてなめらか、もうデータそのままで原稿のアラが晒しものに(笑。
conbini003
「FMスクリーンにしない」と言う指定も出来る様なので
場合に依ってはそちらを試してみるのも良いのかも知れません。

仕事では、ある程度印刷で荒くなる事を想定して原稿を描くものでしたけど
これだけいい印刷で出る事を前提とするなら
漫画の描き方もちょっと変わるかも知れませんね。

絵にこだわりのある描き手さんにとっては、
そう言うところにも「同人漫画」の価値はあるんだなあと
今更ながら思った次第です。

さて、基本的に営業等のサンプル用にと作ったものの
あまりに冊数が少ないと単価が高くなり過ぎるので
いつもと同じ程度の部数で注文。
…と言う事は、在庫は1冊でも減らしたいので
あがける事はあがいておこう、と…
「pixiv」に入ってみました。

自分のIDはこちらです。
http://www.pixiv.net/member.php?id=1467590

今のところ、新刊の告知のほかは
HPの奥の方で埃をかぶっている古い絵を引っ張り出して
並べてみたりしているだけですが…(^^;

しかしpixiv内のコミケ参加登録サークルを一覧できるマップは実に見やすいし
読む側としてサークルや描き手さんをチェックするのにも
かなり便利なところになっているんですねえ。

また、中身の伝わりにくい本でも有るので
ある程度「立ち読み」できるサンプルも有った方が…と言う事で用意しました。

↓6本の漫画のそれぞれ冒頭数ページを収録したサンプルです。 


picasaウェブアルバムで直接閲覧する場合はこちらへどうぞ。

↓pixivにも漫画形式でアップロードしています(閲覧には無料アカウントが必要です)。


減りますように…ナムナム

本題と言いますか懸案の「テアトル8 vol3」の方も
この調子で来年夏頃にはどうにかできないか…なあと…

posted by 田川滋 at 23:15| Comment(4) | 漫画を描く(同人)

2009年12月12日

コミケ77まるほ企画新刊「コンビニコミック作品集 −歴史編」

なんとか入稿間に合いました。 何かミスってなければいいんですが。

コミックマーケット77 12月31日 東4ホール”ユ”−13b
「まるほ企画」にて新刊となります。
A5、本文128p、頒価は500円から700円の間になりそうです。
コンビニ歴史・表紙表640 コンビニ歴史・表紙ウラ640

この作品集では、コンビニ向け描きおろしアンソロジー漫画本用の原稿から
「歴史」でくくれそうなジャンルの作品をまとめています。
シリアス方面の作品は、営業サンプルになりそうな冊子にまとめたものがなかったので
一冊作っておきたいと言うのが主な目的です(^^;。
  コンビニ歴史目次640b

  久しぶりにオフセットの新刊をスペースに置けそうですが
内容は、数年前に描いたコンビニ向けアンソロジー本用の原稿の内
「歴史もの」6本をまとめたもので、描きおろしはゼロです。 

順序から行けば「テアトル8 vol3」を作らないと、なんですが
相変わらず作業上の障害が多い事と
最近の作品を営業上冊子にまとておきたかったため、
今回はこちらを作ることに。
 
タイトルの付け方も悩みましたが、結局妙案は出ず。
「コンビニコミック」と言う呼び方はウィキペディアの項目にもなっているので
ある程度は認知度が有りそうですが
人によっては何のことだか伝わらなさそうですね…

考えてみると表紙が4色カラーの同人本を作るのは、これが初めてです。
(絵そのものは本編の流用で塗ってませんが…)

またコミケ当日(31日)は、同じ「まるほ企画」スペースにて
谷口敬さんの漫画家デビュー30周年記念本「少女づくし」を
若干数、委託頒布致します。
dukushi
詳細は谷口さんのサイトにてどうぞ。
http://mizunotawamure.web.infoseek.co.jp/

即売会での頒布はこれが最後となるそうですので
お買い逃しなくー。

posted by 田川滋 at 09:43| Comment(0) | 漫画を描く(同人)

2009年12月04日

「どっきり探偵団サツキ組 」シリーズ1 第9話 (5年の科学1989年12月号)

既にHPに置いている89年度(シリーズ1)第1話以外にも
サンプルとして画像を置きたいと思いつつ、スキャンの手間やら
掲載誌に部屋で行方不明のものがあるとか、色々有りまして
手をつけないままになっていました…

休刊を機に思い出して…と言うのもアレですが
新たに追加してみます。とりあえず1年目の第9話(本が近くにあったので^^;)。

現在、右サイドバーの方に
「picasaウェブアルバム」のスライドショーを
サンプル的に貼り付けてみていますが
エントリの方で漫画を読むためのツールとしても使えないか…
と言うテストでもあります。



画面下部にカーソルを持っていくと表示される操作バーの
「→」をクリックして手動でページを送って下さい。

自動連続表示のインターバルを極端に長く(999秒)設定しているので、
自動では切り替わりません。
(自動連続表示自体をさせないと言う設定はどうも見つかりませんでした。
本来が写真の"スライドショー"用ですからね^^;)

picasウエブアルバムのページで直接見る場合はこちらへ。
http://picasaweb.google.co.jp/kakitama2008/5198912?feat=directlink

うーん、もうちょっと漫画を読むのに扱いやすい操作が出来れば
かなり便利そうなんですが。
そのへんもっと良いサービスはないものか。

posted by 田川滋 at 22:55| Comment(1) | 漫画を描く(仕事)

2009年12月03日

学研「学習」「科学」休刊

 
学研:「学習」「科学」の休刊を発表 老舗学習誌
http://mainichi.jp/enta/book/news/20091203mog00m020024000c.html

『学習』『科学』休刊のお知らせ
http://www.gakken.co.jp/news/hd/200912/20091203.html

少子化の流れの中でいずれは、と言う状況だったみたいですが
読む側としても描く側としても思い出多い雑誌だっただけに残念です。
次の何かを生む流れに繋がってくれれば、と思います。

描く側としては1989年-1992年ごろに3年間
「5年の科学」に描かせて頂いた
「どっきり探偵団サツキ組」。もう20年近く前になるんですねえ…

p01-satuki01-1989-W500 satuki91-12-last
(第1話をサンプルとしてHPに載せています)
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Cell/8021/tenji_satuki89-01-01.htm

こんなカラーの未来予想マンガも描きました。
(自分で入れたタイトルが100年間違っていたことに今気付く…^^;)
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Cell/8021/tenji_4gp1.htm

読む側としては何と言っても、これまた5年の科学に掲載された
真崎・守先生描く飛行機の歴史マンガ「ホモ・ウォラント」(1971年度)。
人間の思いの「熱さ」が伝わって来る作品でした。
ホモ・ウォラント#01表紙(71年4月)mixi用 

今も復刻を待望しています、学研様。

年度の途中で載った読み切り「ロボット計画Z」。
(これは前の年度に小説版が連載されていて、
そのコミカライズにあたるものだと最近知りました)
ロボット計画Z・表紙・mixi用

1970年5月の「4年の科学」。
「レッツ・ゴー ナックル」と言う連載マンガが印象に残っていたのですが
最近現物をオークションで入手して読み返したら
作者が「やすみ哲夫」となっていてびっくり。
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これがアニメ演出家のやすみ哲夫さんで、ウィキペディアにある通り
「1954年生まれ」とすると、この時16歳くらいと言う事に…(^^;。
しかしウィキペディアの記述でも、72年頃には商業誌に作品を寄稿とありますし
桑田次郎先生のデビューは13歳だったなんて話も見た気がするので
有り得ない事でもなさそうですが。

同号の裏表紙。
この百科事典は家で買ってくれて、よく読んでました…
294898904_121[1]
「学習」「科学」掲載の漫画や読み物の
長い、しかし埋もれている歴史については
ぜひ学研自ら、まとめてみて欲しいですね。
それがまた次の何かに繋がる様に…

posted by 田川滋 at 19:48| Comment(4) | 漫画を描く(仕事)

2009年11月27日

明大漫研55周年記念パーティー(11/23)

明治大学漫画研究会の創立55周年パーティーが
23日午後、明大リバティタワー23Fにて開催されました。
自分は1979年度入学のOBとなります。確か5年で卒業しました(^^;。
DSCF8526 DSCF8527

団塊世代の大OBの方々と現役生で段取りを組んでいて
自分たちの世代はお気楽に行くだけ、でしたが
同期メンバーが10人近く集まって、懐かしゅうございました。

重鎮たる大OB諸氏。
いしかわじゅん先生、かわぐちかいじ先生、少年画報社戸田社長。
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こんな枡まで。しっかり頂いて来ました。
DSCF8541 

明大の施設として開館したばかりの米沢嘉博記念図書館の方も
チラシ配布に見えていました。
故米沢氏の貴重かつ膨大ななコレクション、是非見に行ってみたいですね。
大学OBには特に特典は無い様ですが…(^^;

 DSCF8548

パーティー終了後、「学生時代にやった様に」と
缶ビールを買ってリバティタワー(旧記念館)裏手の錦華公園で飲もうとするものの… DSCF8567 DSCF8571

これは21世紀にはもう立派な迷惑行為(^^;;。20人以上の集団になってましたしね〜。

そそくさとビールを空けて、大人数に1時間早く店をあけてくれたと言う「酔の助」に移動。
DSCF8605

ここは変わってないですね〜。
DSCF8607  DSCF8611

座敷にはビニール袋に靴を入れて自分で持って上がる、と言うのもまるで変わりなく
懐かしさに涙腺が緩みました(こう言うところで…)。
DSCF8610
1次会に引き続き、校歌に加え前フリつき「明大節」も記憶をたどり再現され
皆で放吟、これも迷惑行為スレスレか(^^;。

遠方からの同期生はこれから名古屋へや広島へと帰りの新幹線に。
東京駅まで同行して更に昔話など、再会を約しつつ解散…。

訃報を始めて知った先輩も。やはり年の流れはひしひしと。
次の漫研パーティーは5年後かも知れませんが、
なるべくマメに会う機会は作りたいところですね。
今回の企画運営の皆さんに感謝です。

posted by 田川滋 at 17:55| Comment(0) | 漫画を描く(仕事)

2009年11月12日

コミティア90(11/15)に谷口敬さん30周年記念本が(す−08a「楽書館」にて)

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冬コミは12/31 東4ホール ユー13b「まるほ企画」で参加致します。

15日のコミティア90は、
今回は自分が申し込むのをうっかり忘れてしまったのですが(汗
ね−08a「ワンダーワンダー」さんのスペースに
売り子で参加させて頂く予定にして居ります。

自分の本も少し持っていくかも知れませんが、既刊しか有りませんので
わざわざ場所を取らせて頂いて委託で並べるかどうかは…?
機会を頂いて上海旅行などしている内に
仕事の方の日程が急に詰まって来たので
15日までに何かコピー誌…とも言っていられない状況にありますorz。

15日の「ワンダーワンダー」さんのスペースでは
夏コミ新刊で自分も1p解説(?)を書かせて頂いた
山崎浩さんの「スーの世界」その他既刊を頒布予定との事です。
http://d.hatena.ne.jp/fusigifusigi/20091019

また、書くのが遅れてしまいましたが
mixiにてマイミクさせて頂いた
谷口敬さんの漫画家デビュー30周年記念本  「少女づくし」
が数十部ほど、全冊サイン入りで
す−08a「楽書館」にて委託頒布されるとの事です。

マイミクのご縁で先にゲットさせて頂いていました、有難うございましたm(__)m。
DSCF8174 DSCF8177
多分100人を超える少女像が描かれながら、似た様な人物は…一人も見当たりません。
この描き分けにはただ感嘆です。本当の画力の為せる業ですね。

増刷の予定も無いそうですので、くれぐれもお早めに。

当日は「なんで会場に行きながら買って来なかった!」と某先輩などから言われない様に
もう一冊入手を試みてみます(^^;。

また、楽書館のコミティア90新刊『楽書帖 冬風の巻21』にも
「少女づくし2」が掲載されているとの事です。

谷口さんのサイトでの告知はこちらに。
http://mizunotawamure.web.infoseek.co.jp/

posted by 田川滋 at 03:17| Comment(2) | 漫画を読む

2009年09月12日

「金田伊功を送る会」(8/30)

これもアップが遅くなってしまいましたが
8月30日は、7月に亡くなられた伝説のアニメーター、金田伊功
(かなだよしのり、いすけ、IKO)氏を偲ぶ「送る会」に参加して来ました。

以下、記憶を元にした当日のメモです。
書かれている発言の要約には
自分の主観、聞き違いや記憶違いなど多々ありそうです(汗。

*アニドウのページに
当日の写真が掲載されていますね。
http://www.anido.com/html-j/kanada-j.html

−−−−−−−−
衆院選挙と台風接近の日。
午後、外に出ると涼しい風が吹きつけ、どことなく気分がざわっとします。
金田氏の訃報が伝わったのは何十年ぶりと言う皆既日食の日。
この日も台風と、政権交代。金田氏にまつわる日は
いずれも「ただの日」では無かった…と記憶に残りそうです。

そう言えば送る会ではなみき会長が、
"会の準備をしながらTVで台風の進路図を見ると、
なんでここに金田氏の原画が映ってるんだ?なんて思ったりして…"
と話されていましたね(^^;。
なるほど、丸は光や爆発など、金田作画で多用されるモチーフですし
予測困難で気まぐれな進路も、金田氏の描く線の様です。 33825849_112908241[1]

日食に台風…風よ、光よ…それはライオン丸か…"などと
とりとめもなく考えつつ、会場の杉並公会堂に到着。 33825849_1095016811[1] 1271317077_211[1] 1271317077_159[1]

最近のアニドウの上映会ではお馴染みの場所ですが
いつもの地下と違って、千人以上入る2階の大ホール。
周囲はアニドウ古参会員枠と言う感じの席順でした(^^;。

会はピアノの独奏で始まりました。
曲は、金田氏の参加が印象的だった「ザンボット3」のED
「宇宙の星よ永遠に」。なるほど…
演奏されていたのはアニメーターの佐藤千春さんだそうです。
http://motoz5.cocolog-nifty.com/animator/2009/08/wo-19ed.html

私事ですが、ここでちょっとむせてしまいました。
記録に音が入ってしまっていたらすみません(汗。
映画館や上映会では時々やってしまうのです。
飴やフリスクなどを含めば収まるので、今日も途中で買っていたんですが
どこにしまったのか分からなくなっていたと言ううかつ。

なみき会長の挨拶を聞いていると、いつもの上映会みたいな気分ですが
野田卓雄氏の弔辞が始まり、その訥々たるお話し振りに
これが葬儀に準じる催しで、金田氏は既に故人なのだと
改めて思い起こされました。

"1974年、「(ロボットアニメの仕事を)手伝ってくれ」と金田君に会い
彼は大きな体を二つに折って"よろしくお願いします"と礼儀正しく…"
"ロボットアニメと言う(絵に関してある意味大らかな)場で仕事をした事は
彼がその才能を羽ばたかせるためには良かったのだろう"
"彼の絵に無用のブレーキをかけたくなかったので、顔は僕が直すからと
好きなようにやって貰った、でも(流された「ガイキング」の映像を見て)
直してませんね…(笑)"
"3年後に君は新たな場に旅立って言ったが、その時君のアニメーションは
既に80%は完成していたと思う"
と言ったお話だったと思います。

氷川竜介氏の"生アニメ夜話"的金田作画の分析・解説。
スライドや、原画とフィルムの比較などで
金田伊功をはじめて知る人にもその"構成要素"が
分かりやすく伝わる内容でした。
一方で「ブログでは思わず、"金田伊功"の名を、すべての日本人が
忘れないものに…等と書いてしまいましたが」と御本人も仰っていましたが
金田氏の足跡の大きさを忘れる事無く
その表現や情熱を多くの人に継承して欲しい旨、
熱く語って居られました。

金田氏は日本の古代伝説を題材にした新作を構想していたそうで
氷川氏にも、具体化したら取材写真などの協力を、等と話をしていたそうですが
実現しないままとなってしまい残念です…と。

亀垣一、平山智、本橋秀之氏が三人で登壇。
もっぱら語り役の亀垣氏は"悔しいね、悔しいね…"とハイテンション。
今も若い感じの亀垣氏の横の平山氏はロマンスグレーで、
同年輩と言うイメージを勝手に持っていたので、ちょっと意外でした。

*金田氏の原画になぜか100円玉が貼り付けてあって、見てみると
"これあげるから修正しないで下さい、作監様"と…と言うエピソードは
亀垣氏だったか、あるいは平山氏からだったでしょうか。

本橋氏は金田氏から"望月三起也(の漫画)が好きなんだ"と聞かされた話など。
(宝くじが当たったら作ろう、と昔の本で語られていた
ワイルド7のパイロット版、見たかったですね…)

ジブリ作品の担当シーンの映像の後、庵野秀明氏が登壇。
「もっと作品を見たかった、僕の作品も見て欲しかった」と
無念を語って居られました。
「風の谷のナウシカ」では3か月ほど同じ場所で
一緒に原画を書かれていたそうですが
作画について話し合った時には"手を抜けばいいんだよ"なんて言われたと。
効率を考えて、描くべきところを見極めろと言う事と解釈しています…
と言った旨。

皆さん弔辞の後に、花束を舞台右側の遺影に捧げて一礼していたのですが
庵野氏がとりわけ深く頭を下げていた様に(多分たまたま)見えたのが
何故だか印象に残りました。

「銀河鉄道999」のクライマックスでは金田氏とお二人で活躍した友永和秀氏。
"冗談なんでしょうけど、「何故オープロに来なかったの」と聞くと
「オープロには友永和秀がいるからだ」と…"
大泉を歩いていて貞光紳也氏とばったり会い、金田氏と一緒に住んでいた部屋に
それ以来しょっちゅう遊びに行って飲んでいた…とか
銀河鉄道999の打ち上げ(?)で、"彼は力が強いもんで、腕をこうグッと回して来て…"
いきなりディープキスされたとか、そんな御話をされていた様な(^^;。

友永氏が現在在籍するテレコムに、
今年になってスクウェアエニックスからの仕事が回って来て
(何かのゲーム内のアニメーションでしたっけ)
その中に金田氏の描いたレイアウト(原画?)が有り、"久しぶりに彼の生の絵を見て
周りに「金田君だよ!」と話したけれど、特に作画以外の若いスタッフは
もう彼の事を知らない…"
"彼のレイアウトは(相変わらず?)キャラが設定にさっぱり似ていないので"
自分もキャラを似せるのは苦手なのに、設定に合わせようと苦労して清書した、
最後にこう言う繋がりが合ったのも何かの縁かも知れない"…と言った
御話だったと思います。

りんたろう氏は"さっぱり売れなかった"と言うOVA
「ダウンロード 南無阿弥陀仏は愛の詩」を一緒に作った時の御話など。
二人で空海や密教の話をしたり、チベット奥地の寺院に行って九字を切ったり。
マッドハウスのオフィスがあちこちに分かれていた時、
二人の仕事場の有った雑居ビルの下の階にはアヤしげな宗教団体が入っていて
その入会案内を金田氏がしげしげ眺めていたとか… 
(そこに出入りしていた女の子が可愛かったから…なんて話みたいですね^^;)
ジブリ作品での金田氏にしろ、アニメーション界で関わった作品は実に幅広く
いろんな顔を持っていたと、改めて思い起こします。

アニドウ秘蔵の映像として若かりし頃の姿のほか
小松原一男氏追悼イベントのカラオケ大会で
"俺はグレートマジンガー"を熱唱し優勝した様子など。
(このために、当時仕事をしていたスクウェアのハワイのスタジオから
急遽帰国していたのだとか)
宮崎駿氏も語っていた「金田アニメの源流は本人の動きに有り」を実証すべく
わざわざ複数のカメラを用意して記録していたとか。

その予測不可能なアクションは正に金田アニメと言うほか無く(^^;。
歌声も最初のキーから普通ではなく(笑)、途中で何度も意表をつくところで
突然キーが変わったり。テンポもゆらゆらしていて、まさに予測不能。
全身○○とか言いますが、正に「全身アニメーター」。
凄いものを見てしまいました(^^;。
しかし、小松原氏の追悼イベントで語る金田氏の映像を
こう言う場で見る事になるとは…。

*あ、過去のアニドウのイベントで語る金田氏の映像も有りましたね。
自分が直接見たのは、もりやすじ氏関連のイベントの時だったかと思いますが
"「空飛ぶゆうれい船」が好きで、それだけで東映動画に入って
「ホルス」なんかは全然知らず、「見てないの?」と周りから白い目で…"
"「101匹わんちゃん」の、灯台に住んでる女の子が…"で
「わんわん忠臣蔵、ね」となみき会長のツッコミが入り
思わず苦笑いの金田氏…と言った、
東映動画時代を語るの部分がそのイベントだった気がします。

最後に金田夫人、実弟の方からのご挨拶。
天才アニメーター金田氏も一人の「家族」で、
それを失ってまだ間もないのだと改めて…。

終了後の混雑は普段の上映会の比ではなく
人並みに紛れて猫柳さんにご挨拶しそびれm(__)m。
カンパ入れの横の人の流れの中で
「万札しかない…小銭と言うのもアレだし…う〜ん、あとで振り込もう」
と通り過ぎたら、記録ビデオにしっかり写っていた様な(^^;。
う〜ん、ピアノ独奏の時と言い…orz
出口ではこの日の記録・記念となる冊子が配布されました。 1271317077_243[1]

会場を出る頃にも雨は降り続き、
hishiiさんと駅前の飲み屋でモツ鍋やらホッピーやら。
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金田さんは57歳でしたが、
思えば手塚・藤子先生が亡くなった時も60そこそこでした。
生きて食べて飲める時に、出来る仕事をしておかないと…と。

posted by 田川滋 at 18:01| Comment(0) | 漫画を読む

コミティア89に参加(8/23)

先月23日はコミティア89参加でまたビッグサイトへ… ブログへのアップが遅いって(^^;。

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コミケに引き続き新刊無し状態の参加となりましたが
山崎浩さん「スーの世界」の委託頒布と言う事で
発行サークル「ワンダーワンダー」のdokidokiさんにお付合い頂きました、
有難うございましたm(__)m。

当日朝は武蔵野線で人身事故のため遅れが出て、京葉線への直通運転見合わせ中。
小田急でも事故があり、千代田線からの直通運転見合わせとなっていました。
うーん、事故多いですね…。

仕方なく千代田線に乗ったまま北千住まで行って八丁堀→新木場コースに切替え。
出発時点でサークル入場時間終了の20分前着予定、とあまり余裕が無かったため
結局55分に駅到着、西1ホールの会場入口に辿り着いた時には
サークル入場終了の10時を5分回っていました。
コミティアの場合は実質30分のマージンが有るので、特に問題は無かったんですが
やはり出発は余裕を持たないと…。

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西館外側にずいぶん人の行列が出来ているので何事かと思ったら
東ホールの方で「GUNDAM EXPO」なんてのが。
日曜の親子連れ、これを見てお台場のガンダム詣でへ…と言う訳ですか。 

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コミケは全ホールを占領するため同じ日に他のイベントは無い訳ですが
今回のコミティアは西1ホールのみ。
イベントは普段から色々あるんだなあと再認識します。 

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ゲタが一つ足りないんじゃとか、なぜABだけ立ってるのかとか
何となく気になる献血ポスター。

一応お品書きくらいは、とプリントアウトを作ったにも関わらず
持って来るのを思い切り忘れてしまい、
その場で書いた貧相なものになってしまいましたorz。
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嗚呼、今回もまた「忘れ物」が出てしまった…。

珍しく絵をリクエストされたので描いてみたり。
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下描き無しでいきなり絵を描くと大体悲惨な事になるので
こう言うのは実の所大の苦手なんですが
今回、ちょうどコンビニで買っていた黄色の蛍光マーカーで
アタリを取ってから描く、と言う段取りでやってみて
あ、これならいきなりよりはそこそこマシかも…と。
良く見るとバランスなどあちこち変ですが(汗。
これは紙が元々黄色っぽいので、アタリがより目立たなくて
具合が良かったわけですが、白い紙でもアリかもですね。なるほど。

dokidokiさんがドラクエを昨日から始めたとの事で
「すれちがい通信」を試していましたが
終了までに100人以上でしたっけ、地図が集まったとの事でした。
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こんなメッセージも。こう言う場では宣伝媒体にもなるんですねえ…(^^;
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そんなこんなで自分から新たに出せたものは何も無かったものの
今回は思いがけず色々な方に会えて、びっくりするほどでした。

「現視研OB会」あばらちゃのもげ太さんの新刊既刊をゲット。 36781280_1103085317[1]
素材を段ボールに描いたりリキテックスで描いたり、何とも渋い味わいです。
全ページカラープリントの手作り誌で、この頒価では赤字になりませんか?と
お聞きしてみると、プリンターを新しくしたらコストが下がったとの事でした。

「超獣戯画」Tシャツは、残念ながら売ってはいないとの事でした(^^;。36781280_255972180[1]

今回のコミティアで新刊を複数出されていた「ゆるゆるブックス」青木俊直さん。
「ロックンロール」は油断して読み始めたら、重いインパクトと印象の残る作品でした。凄い。36781280_4096477476[1]

寺島令子さんの「うどん会」の本を頂きました。 36781280_2122861126[1]
で、これを見て「え、漫研の後輩の田中君!?」と(^^; 36781280_1885220715[1]
こんなところに居たとは。
「みんなで語ろうanimation@2008」の寺島さんの漫画の中で
家に残ってタブレットで作業をしていたのは田中君だったのか(^^;。

漫研後輩なれど最近とみに威光高まるF社編集S谷氏も立ち寄ってくれました。
今もちゃんと即売会チェックしているとはさすがです。

以前、関西コミティアの際に日記に書いたりしていた「絶版少年」さんの
今年の本も頂いてしまったり。
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自分のブログの方にも感想を書いたのを見て、との事で
スペースに立ち寄って下さって、これもびっくりでした。有難うございます。
今回の本は「鏡音レン」関係なので、
創作オンリーのコミティアには馴染まないと言う事もあり
サークルでの出展はされていなかったとの事でした。
細部の作りの細やかさと、えも言われぬ可笑しみで
読んでいて不思議に幸福な気分に浸れます。

ふだん外に出たり人に会う機会のかなり少ない身としては、
「人に出会える」事は実際のところイベント参加の大きな目的でも有るのですが
今回はそちら方面でびっくりするほどいろいろな方に会えました。
終了後はdokidokiさんとサイゼリアでワインを飲みつつ
ちょっと突っ込んだ話も出来て、楽しゅうございました。

しかしいい加減、本筋である本の方を作らないと…ですね。(^^;。

posted by 田川滋 at 16:35| Comment(0) | 漫画を描く(同人)